古の美の世界へようこそ。
SEMBA ARTではフランスパリより
世界の古代美術品をご紹介しております。
日本ではまだまだ知られていない珍しい美術品をご紹介しておりますので、カタログよりどうぞご覧下さい
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ウシャブティは立った人物の形をした小像で、通常細長い布で巻かれており(ミイラ)、道具や付属物を持っていることもある。小像に書かれた文にはその持ち主の名前と称号が記されており、小像の役割(別の世界、死んだ場所で農作業をすること)を特定する死者の書 第6章により補われている。
文化様式 古代エジプト 第21王朝 紀元前970年頃
セイウチの骨でできた大変珍しいホッキョクグマの小さな彫り物。狩りのお守りとして銛の柄に付けられていたものです。シンプルですが、特徴を良くとらえた大変良い彫りです。表面はつやつやにまもうしており、経年変化のパティナもとても美しいです。とても良いコンディションです。
文化様式 イヌイット 19世紀後期
小型の青銅製の猫のバステト神の像。ヒエログリフが彫られた台座に座っています。綺麗な翠色のパティナで、顔の細かなディティールが可愛らしくコンディションは極めて良いです。バステト神は豊穣を司る神であった為、妊娠中の女性と赤ちゃんを守ると言われていた為、このような猫の銅像は妊娠した女性に贈られたと考えられています。
文化様式 古代エジプト 664-525 BC
小さく形が美しいシクラデス諸島の大理石頭像。
文化様式 シクラデス 2700〜2500BC
テオティワカン・スタイルの仮面のペンダント。レッドジャスパーのような赤い点のついたまだらの濃い緑の石に彫られています。
唇が分かれて前方に伸ばされた気高い表現によって顔はさらに際立っており、薄く弧を描く眉の下で埋め込まれた楕円形の目に向けて滑らかな顔の表面が盛り上がっています。
鼻はわずかに平たくなっており鼻孔には穴が開けられています。
このマスクの一番の魅力は顔の表情です、おそらく彫刻家により意図的に非対称性に表現された事でさらに独特の美しさが際立っています。
文化様式 ティオティワカン 150年〜650年頃
長方形の背柱を持った貴重なウシャブティ、かつらを身に着け、偽のあご髭、豊穣を意味する道具を胸の前でクロスさせて持っています。 体には死者の名と家系を含んだヒエログリフは彫られており、ヒエログリフからAENIUTJで生まれたBAENIBIRENUの息子のウシャブティであることがわかります。
文化様式 古代エジプト 672-525BC
擬人化された鳥型の翡翠のペンダント、とても綺麗に磨かれています。古代のドリルで丸くくぼみがつけられた目、大きなくちばし型の口をした、シンプルながら印象強く力強い表現のフィギュアです。
文化様式 古代メキシコ コスタリカ 紀元前3世紀〜5世紀
先丸みを帯びた淡い色あいのかわいらしいボウル。表面は多彩な色彩の半透明の顔料で三層にわたって人面をモチーフにした装飾が施されています。底は平面ではなく丸みをおびており、ふちは外にふわりと広がっています。
文化様式 古代ペルー ナスカ 2世紀〜6世紀
先祖をかたどった斧型のフィギュア、ハンドアックスのようなはっきりとした斧型の輪郭をしていますが、ところどころ、顔や首、腕、腰などの人の特徴がざっくりとした彫りで表現されています。大地のパワーと古代メキシコ人の繊細な感性を感じるような作品です。
文化様式 古代メキシコ 紀元前1000年頃
美しい翠色の石で作られた可愛らしい小さなフィギュア、頭には穴が開けられておりペンダントとして使用されていたことが分かります。
文化様式 古代メキシコ 紀元前1000年〜紀元前100年頃