丸みを帯びたバランスの良い形にかたどられた馬の鋳造像。
長い首、小さな頭、ひづめ部分でつながっている細長い脚が特徴的な作品、古つやが大変美しい一品です。
この像は、「ステップ美術」と呼ばれるインド・イランの野生生物芸術に属する作品です。ステップ美術は、オルドスからカスピ海地域に至るまでの南シベリア地域で紀元前12~2世紀頃に栄えました。