古代メキシコ可愛らしいミニチュアのフィギュアです。 とても綺麗な翠色の石(おそらく翡翠)が使われています。 短い足、長い腕と胴が特徴的です。腕は体にそってぴったりとしています。顔はドリルで穴をあけた瞳、一文字にくぼんだ口で表現され、体も筋を彫り込んだ表現です。
頭には穴が開けられペンダントとして使用されていました。当時はこのような可愛らしい小さなフィギュアに小さな穴を開けるだけでも気の遠くなるような時間がかけられていました。
プレコロンビアンの専門家 Carlo Gayによると、この形のフィギュアはゴーストフィギュアと呼ばれることもあるそうで興味深い形です。 紀元前1000年前〜紀元前の頃の物と考えられます。