エクアドル最古の文明の一つ、チョレラ文明では多くの土偶や人像型土器などがつくられており、これはチョレラ文明の典型的なスタイルの女性立像です。幾何学模様からなるモチーフと点で装飾された濃い茶色の衣服が印象的で、丸みを帯びた肩と 腰、ずんぐりとした体と、短い手足をしています。小さな顔には目と頬を囲むように化粧され、頭には衣服と同色の帽子を被っています。頭を横から見ると、後頭部が後ろにぐっとせり出しています。