ペプロスを身に付け、両手を両脇に置き、手を膝の上にのせた状態で王座に座っている女神の像。美しい顔立ちが印象的です。もともとはカラフルな着色が施されていた表面部は、現在は一部が石灰質の結石で覆われていますが、赤の顔料の跡が残っています。当時、このような座った女性像はコリントにおいてもっともポピュラーな像です。